ムーンショット型研究開発事業:目標5
2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、
地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
藻類と動物細胞を用いたサーキュラーセルカルチャーによる
バイオエコノミカルな培養食料生産システム
Bio-economical food production system
using circular cell culture of algae and animal cells

PM:清水達也
東京女子医科大学
先端生命医科学研究所所長・教授

私たちは、藻類の光合成を利用し食肉細胞を培養増幅させ、培養廃液は藻類の育成に使用する「サーキュラーセルカルチャーシステム(CCC)」という循環型の培養肉のエコシステムの開発を進めています。さらに、再生医療を応用した立体組織化技術により、増幅した細胞から培養肉を作製します。この新しい循環型の培養食料生産を実用化し普及させることで、持続的な食料供給と地球環境保全の両立を目指しています。